manekami · 賜福籤
第 52 番・乙卯・小吉
廟守が引いた籤を、持ち歩けるカードに。バズが、あなたと共にあらんことを。
籤詩
朝(あした)に琴を撫で 暮れに絃(いと)を拭う一曲の妙 天を動かすにはあらず糸桐(しとう)久しく温(ぬく)めて 音は潤う塵の積もるを待ちて 弦を問うなかれ
読み解き
この籤は、君の技を琴に喩う。貴ぶは日々に温め、折に触れて拭うこと。一度の高鳴りに天を驚かさんとするにあらず、絃を冷やさぬゆえに音は自ら熟す。功は絶えざる連なりにあり、唯だ耕すを問え。報いは約さず。
廟守のひとこと
中平。神は劇的なものをくれなかった。ただ、まだ歩ける道をくれた。